センサ技術で安心安全な社会づくりに貢献する
KAMEKER3
セルラー通信式浸水検知センサ
浸水情報をLINEでお知らせ内水氾濫による浸水をいち早く検知し、LINEでお知らせする
セルラー通信式浸水検知センサ
浸水情報をLINEでお知らせ内水氾濫による浸水をいち早く検知し、LINEでお知らせする
セルラー通信式浸水検知センサ
水害発生時に被害を最小限に抑えるためには、迅速な初動対応が求められます。
セルラー通信式浸水検知センサ「KAMEKER3」
3つのポイント
3つのポイント
低コストで設置可能
従来の危機管理型水位計を一つ設置するのと同等のコストで、KAMEKER3を10基程度設置できます。設置のための大掛かりな工事も不要です。
浸水を検知すると
LINEでプッシュ通知プッシュ通知でいち早く浸水をお知らせします。LINE通知コメントは自由に設定でき、既設のウェブカメラ等のURLを添付することもできます。
地図上でセンサ情報を
見える化地図上にセンサ設置地点がピン表示されます。浸水したセンサのピンが赤色に変わることで、浸水状況を見える化できます。
開発のきっかけとなった課題認識
近年、我が国では頻発・激甚化する豪雨により水害が多発しています。- DATA | 01
年々高まる河川氾濫による水害発生リスク
短時間強雨の増加に伴い 氾濫危険水位を超過した河川数は5年で5.7倍と、年々増加傾向にあります。 全国各地で河川氾濫による水害発生リスクが非常に高まっています。
「氾濫危険水位を超過した河川数の推移」(都道府県管理河川)
出典:国土交通省発表 災害情報 - DATA | 02
公共機関としての災害時人員不足
水害発生リスクが高まる一方で、全国の水防団員の人数は年々減少しています。減少傾向が続けば、災害発生時の初動対応や見回り人員が不足することが予想されます。
「水防団員の推移」(専任水防団数)
出典:国土交通省資料 - DATA | 03
西日本豪雨 (2018年7月発生)
100年に1度と言われる豪雨により、西日本を中心に甚大な被害が出ました。被害の多かった岡山県倉敷市真備町では、推計被害4690戸と発表、犠牲者の8割が建物の1階部分で亡くなられました。
もう少し早く浸水に気が付き、垂直避難をしていれば 助かった可能性があります。
製品情報
以上の課題認識を解決するために開発したのがKAMEKER3です。身近な場所の浸水情報をプッシュ通知することで、住民の避難スイッチを入れ迅速な避難行動につながります。
また、浸水情報が地図上で見える化されるため、避難経路の選択にも役立ちます。
- 低価格なので
多地点に設置可能 - 設置のための大掛かりな
工事が不要 - LINEでプッシュ通知
- 地図上で浸水情報を
見える化 - 4G LTEネットワークを使用
※KDDI - 市販の乾電池で2年以上稼働
実証実験
プロトタイプによるニーズヒアリングを実施した結果、京都府福知山市様にご興味をお持ちいただき、福知山市様ご協力のもと、2019年7月から実証実験を開始しました。
実証実験を見る京都府福知山市様
福知山市では実際に18基のKAMEKER3を設置し、実証実験を行っています
課題
市民に対して十分な情報を提供しているが、市民側からは情報が広すぎて切迫感がなく、避難活動に繋がらないという声を聞いている。
ニーズ
市民にとってより ローカルで避難活動に直結する 浸水情報を提供したい。
誕生ストーリー
KAMEKERブランドが
誕生するまで
亀岡電子は「水を知る水を知らせる」「センサ技術で安心安全な社会づくりに貢献する」を掲げて活動をしています。
弊社は過去30年間、工場内で使用される設備用のFAセンサを製造してきましたが、工場以外でも安心安全な社会づくりに貢献できる商品を提供したいとの思いで、静電容量による検出技術のノウハウを活かした、「水を知る 水を知らせる」商品の開発に取り組んでいきます。
自社のセンシング技術とIOTを組み合わせた新たな商品で、社会課題を解決し、世の中に必要とされる企業であり続けることを目指します。
会社情報
亀岡電子は2020年に設立40周年を迎えたセンサメーカーです。「近接センサー・マイコン搭載の電気特性検査器/制御器」の開発、設計、製造、販売を行っております。
- 会社名
- 亀岡電子株式会社
- 所在地
- 〒621-0834
京都府亀岡市篠町広田1丁目25-5 - 設立
- 1981年11月
- 資本金
- 5,000万円
- 産業分類
- 電子・デバイス製造業